五十肩
なぜ五十肩は発生するのか?|旭川市の御料整骨院
五十肩または四十肩とも言われる「肩関節周囲炎」の発生について、現在のところ詳しい原因は明らかになっていませんが、これまでの研究では加齢による関節滑膜や筋、腱などの軟部組織の性質変化や血液循環の悪化が大きく関係していると考えられています。加齢や身体(筋肉)の使いすぎにより筋肉が固まってしまい徐々に関節の動きが悪くなっていきます。そうすると生理的に正しい関節の動きが出来なくなってしまい、結果的に関節や筋、腱の負担が大きくなり傷付いてしまい炎症が起き、五十肩になってしまうと考えられます。
炎症が最も起こるのは肩甲骨と上腕骨のつなぎ目です。ここは上腕骨の丸みのある先端を、肩甲骨の窪みが包んで受け止める部分です。上腕骨と肩甲骨をつないでいるのは腱板と呼ばれる腱で、加齢によって損傷しやすく損傷すると修復されにくい性質を持っています。腕の上げ下げなどの動きや重いものを持つなど、長年にわたって同じ動作を繰り返すうちに腱板が損傷し炎症を起こすことで、関節滑膜や関節の内部にも痛みが波及していると考えられています。
五十肩を放置するとどのようなリスクがあるのか?|旭川市の御料整骨院
五十肩の痛みが強くなってもそのまま痛いのをいつか治るだろうと治療せずに我慢して放置していると炎症が治まって来れば徐々に痛みは軽減されてきますが、急性期で起きた炎症によって肩周辺の筋肉は収縮して硬くなっているため、肩関節の可動範囲が狭く、無理に今までと同じように関節を動かそうとすると痛みが強くなってしまいます。
五十肩を解消するために必要なこと|旭川市の御料整骨院
五十肩は腕を上げる、肩を回す動作で強い痛みが出るのが特徴です。無理しないで痛みが出ない程度に軽くストレッチを行うことが大切です。そして、肩周辺の硬くなった筋肉や腱をほぐし柔らかくすることも必要だと考えます。
治癒までの期間は痛みの程度にもよりますが、早い方だと3か月くらい、長い人だと1年2年とかかる方もいらっしゃいます。治療すれば必ず治るものです。五十肩は自然に放っておいても治ると言われますが、痛みがなくなったとしても関節が前より以上に硬くなって可動域が狭くなっている場合は治ったことにはならず、また何かの拍子に再発することも考えられます。
御料整骨院が行う五十肩施術|旭川市の御料整骨院
当整骨院では五十肩の症状の急性期と慢性期では治療の仕方かわります。急性期では痛みや炎症を起こしている部分はなるべく触らないようにし、そのさらに周辺にある肩の動きに関係している筋肉を独自の治療法で緩めていきます。その時点でも少しずつ関節の動きが良くなってくる場合もありますが、早く治りたいと焦ってしまうと上手くいきませんので一歩ずつ進んでいくように症状を緩和させていきます。
炎症が治まって慢性期になっていくと硬くなっている筋肉など緩めるようにしてどんどん関節の動きをだしていきます。慢性期ですと、筋肉を緩めるときは多少痛みが伴いますが少しずつ我慢できるか聞きながら施術していきますのでご安心ください。
その他五十肩に悩まれている方に知っておいてほしいこと|旭川市の御料整骨院
五十肩は最初の痛みがとても重要だと当整骨院では考えます。というのも、一番最初に「あれ、なんか肩痛いんですけど!」と思ったときにこれ以上痛みが出ないようにしようと肩の動きをかばいすぎて間違った動かし方で過ごしてしまっている方が非常に多いです。かばって動かしているうちに関節の動きがおかしくなり余計関節に無理がかかり、炎症を起こしてしまうケースが多いように感じます。
痛みが出てもそんなに酷くないうちは多少痛みが出たとしてもその痛みをやり過ごすようにし、いつも通りの動かし方で過ごすようにしてください。そうしているうちに痛みがなくなって過ごせるようになることもあります。
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