ヘルニア
なぜヘルニアは発生するのか?|旭川市の御料整骨院
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椎間板ヘルニアは、背骨を構成する骨の間でクッションの役割を担う椎間板のなかにある線維輪が破綻して、髄核(椎間板の中心部にあるやわらかい組織)を伴って突出し、神経に触れたり炎症したりすることで起こります。
首(頸)から腰までのどの場所にも発生する可能性があり、椎間板ヘルニアは、首(頸)から腰まで、どの場所にも発生する可能性があります。発生した場所によって頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアあるいは、胸椎椎間板ヘルニアなどに分けられます。椎間板が負荷を受けて劣化することで起こってしまいます。基本的に椎間板ヘルニアは、筋肉のバランスが崩れ体の重みを支えている椎間板に、負荷を受けて劣化することで起こります。
生活習慣など「環境的な要因」で起こることが多い|旭川市の御料整骨院
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椎間板が劣化する原因はさまざまです。大きな要素としては、加齢、生活習慣など「環境的(後天的)な要因」が挙げられます。よって、椎間板ヘルニアは、「病気」というよりも、慢性的な「怪我」に近いといえるでしょう。
外傷や遺伝的要因で起こることもあります。
環境的な要因のほかに、外傷や遺伝的(先天的)要因によって椎間板ヘルニアが起こることもあります。
椎間板ヘルニアの原因になりやすい姿勢のひとつは、反り腰と、お腹に力が入っていない猫背です。筋バランスが崩れていると直立の状態で重心線が腰よりも後ろにあり、体重が腰にかかります。すると、そのぶん椎間板や筋肉への負荷が大きくなり、ヘルニアの原因になることがあります。
上前腸骨棘(腰に手を当てたときに触れる出っ張りの部分)と肩峰(肩甲骨のもっとも外側にある部分)が一直線上に並ぶような立ち方が正しい姿勢とされます。筋バランスが崩れていると正しい姿勢が維持出来なくなってしまい、ヘルニアになるリスクが高まります。
他の原因では|旭川市の御料整骨院
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①体重が重い
平均的な体重の方で、上半身の重さは全体重のおよそ6割といわれています。そのため、体重が重い方はそのぶん椎間板や周りの筋肉にかかる負荷も大きくなります。
②加齢
人間は、生物としての側面、物質としての側面を持っていますが、年月とともに、物質としての劣化、つまり「経年の劣化」は当然起こります。加齢によって体にさまざまな影響が起こりますが、そのひとつとして、椎間板も劣化していきます。
③生活習慣
長時間座っている・立っている、同じような動作を反復する、といった体に負荷がかかる生活習慣も、椎間板ヘルニアの原因になりえます。
④喫煙
喫煙と椎間板ヘルニアには関連があるといわれています。
椎間板は、その上下にある「終板」という組織の毛細血管から血液をもらい、ゆっくりと再生を繰り返しています。喫煙は毛細血管の血流を悪化させるため、椎間板の再生速度を遅らせることにつながり、劣化や変性が起きやすいと考えられます。したっがって、筋肉を柔らかくし、バランスを整えることで血流を良くすることが出来ます。
ヘルニアを放置するとどのようなリスクがあるのか?|旭川市の御料整骨院
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椎間板ヘルニアは、突出した髄核が神経に触れたり炎症を起こしたりすることで、しびれ、痛み、力が入りづらい、感覚が鈍くなる、といった症状があらわれます。
また、前屈みの姿勢など何かの動作で痛みが出ることが多いです。椎間板ヘルニアになると前屈姿勢で痛みを生じやすいため、自分で靴下を履けないなど、日常生活に支障が出る場合があります。さらに、ヘルニアが非常に大きい場合、じっとしていても痛みを感じるケースもみられます。
ヘルニアの大きさと症状の重さは比例するとは限りません。画像診断で椎間板が正常な位置から突出して神経が圧迫されているようにみえても、症状が出ない、あるいは症状が軽いといったケースもみられます。
まれではありますが、ヘルニアによって馬尾と呼ばれる神経が圧迫され傷つくと排尿障害、排便障害を生じることがあります。
頸部の椎間板ヘルニアは、おもにしびれや痛み、力が入りづらい、細かい動作が難しいといった症状があらわれます。首の椎間板ヘルニアが重症化すると、歩行が困難になったり、や頻尿、尿閉、尿失禁などの症状が生じることもあります。この場合、首の脊髄神経の本幹を痛めている可能性が疑われます。
ヘルニアを解消するために必要なこと|旭川市の御料整骨院
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どの傷病でも言えることですが、まず大事なことは筋肉を柔らかくするということです。
マッサージやストレッチは勿論正しい姿勢を維持できるための柔軟性、患部に負担をかけないために日常生活を見直すことも大事です。
椎間板ヘルニアの多くは数か月で自然に小さくなり、症状が軽くなると言われています。飛び出した椎間板ヘルニアが完全に無くならなくても、神経に当たらなくなったり、押されていた神経の炎症が治まったりすると症状は軽くなると考えられます。症状が長く続く場合(3ヶ月以上)や、症状が出てからの期間が短くても痛みやしびれが強くて日常生活や仕事に支障がある場合には、ヘルニアを小さくする治療(手術など)を検討することになります。手術が必要かどうかは、痛みやしびれでどれだけ困っているか、何を望むかによって決まります。ずっと痛み止めを飲み続けるのは嫌だという方もいれば、手術はどうしても受けたくないという方もいます。手術を受けると痛みはすぐに大幅に軽くなることがほとんどですが、リスクやデメリットもありますので医療機関に相談が必要です。
ただし、手足の力が入りにくいという症状がある場合には早めの手術が望ましいです。さらに、おしっこやお通じが出にくい、漏れてしまうという症状が出ている場合には緊急に手術が必要です。どちらも放っておくと後遺症として残る可能性が高くなります。
御料整骨院が行うヘルニア施術|旭川市の御料整骨院
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手術をしなければならないような症状が出ていなければ、当院での保存療法で充分に治癒する可能性があります。病院でヘルニアと診断された患者様のほとんどが当院の治療で良くなります。
ヘルニアは無理な動作や姿勢などで硬くなってしまった筋肉により背骨にかかる負担が大きなり発症してしまうと考えられるので、まずは患部にかかっている負担を取り除くために硬くなっている筋肉を当院の施術でほぐしていきながら筋バランスを整えていきます。
硬くなっている筋で特に影響しているのは背骨の際の脊柱起立筋という筋肉が影響している場合が多いですが他にも太ももの裏の筋肉や背中全体の筋肉が影響していることもあり、硬さも人によって違いますがヘルニアになってしまうぐらいの方はほとんどガチガチに固まっていますのでしっかりほぐす必要があります。
【その他ヘルニアに悩まれている方に知っておいてほしいこと】
症状が出ても我慢して過ごして居る方もいますが、一週間ぐらいたっても痛みが治まらないときは早めの治療をお勧めします。
中には長期間痛み止めの薬を飲んで過ごしているうちにヘルニアが治まり治ることもありますが、原因となった筋肉の硬さや間違った姿勢や動作がなくならなければまた再発する場合があり前回よりもさらに悪くなった症状を引き起こす場合がありますので我慢は絶対お勧めしません。
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